2023/09/13

ITパスポート習得したら、基本情報処理技術者を目指そう。次は『応用情報技術者』

ITパスポート習得したら、先ずは『基本情報技術者』そして『応用情報技術者』を習得しましょう。どちらも国家試験で3カ月~6カ月はかかると思います。

『基本情報技術者』

基本情報技術者試験は、情報処理の促進に関する法律第29条第1項に基づき経済産業大臣が行う国家試験である情報処理技術者試験の一区分。対象者像は「高度 IT 人材となるために必要な基本的知識・技能をもち，実践的な活用能力を身に付けた者」。情報処理技術者試験制度のスキルレベル2に相当する。ウィキペディア　参照

情報処理技術者試験の第一段階に位置する、ITに関する基礎知識・技能を問う国家試験です。

試験は、午前Ⅰと午後Ⅱの2部構成で行われ、午前Ⅰは20問、午後Ⅱは午後Ⅰと午後Ⅱの2科目でそれぞれ25問ずつ、合計60問のマークシート方式で解答します。

午前Ⅰは、ITの基礎知識や数学、アルゴリズムなど、幅広い範囲から出題されます。午後Ⅰは、データベース、プログラミング、ネットワークなど、IT技術の応用知識・技能が問われます。午後Ⅱは、ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系の3つの分野から、いずれか1分野を選択して解答します。

基本情報技術者試験の合格率は、近年は約30%前後で推移しています。

基本情報技術者試験に合格することで、IT業界で働くための基礎知識・技能を身につけることができます。また、IT業界に限らず、幅広い業種・職種でIT知識・技能が求められるようになってきており、基本情報技術者試験は、ITに関する基礎知識を身につけるための資格としても注目されています。

基本情報技術者試験の合格に必要な勉強時間は、情報処理の基礎知識がほとんどない方の場合、200時間程度といわれています。1日2～3時間の勉強時間を確保できた場合、約2～3か月で合格を目指すことができます。

基本情報技術者試験の合格には、ITに関する基礎知識を身につけることが重要です。そのため、基本情報技術者試験の過去問や問題集などを活用して、効率的に勉強することが大切です。また、模擬試験や公開模試などを受験して、実力を確かめながら勉強を進めることも効果的です。

基本情報技術者試験は、IT業界で働くための第一歩となる国家試験です。IT業界への就職・転職を目指している方や、ITに関する基礎知識を身につけたい方にとって、基本情報技術者試験は、最適な資格と言えるでしょう。

情報処理の促進に関する法律（昭和45年法律第90号）第29条の規定に基づき、経済産業省が情報処理技術者としての「知識・技能」が一定以上の水準であることを認定している国家試験の合格者です。

情報処理技術者試験は、4段階のレベルに分類され、12の試験区分から構成されています。

レベル1：ITパスポート試験
レベル2：情報セキュリティマネジメント試験、基本情報技術者試験
レベル3：応用情報技術者試験、情報セキュリティスペシャリスト試験
レベル4：ITストラテジスト試験、システムアーキテクト試験、プロジェクトマネージャ試験、ネットワークスペシャリスト試験

情報処理技術者試験は、ITに関する幅広い知識・技能を問う試験です。合格することで、情報処理に関する知識・技能を身につけ、IT業界で活躍することができるようになります。

具体的には、以下のようなことができるようになります。

ITシステムの企画・設計・開発・運用・保守・セキュリティ対策など
ITに関するコンサルティング・教育・営業など
IT関連の法務・会計・税務など

情報処理技術者試験は、IT業界で働く人にとって、キャリアアップや就職・転職に有利な資格です。また、IT業界に限らず、あらゆる業種・職種でIT知識・技能が求められるようになってきており、情報処理技術者試験は、幅広い分野で活躍するための資格としても注目されています。

2023年9月12日現在、情報処理技術者試験の合格者数は約120万人にのぼります。IT業界のさらなる発展とともに、情報処理技術者試験の重要性は今後も高まっていくと考えられます。

『応用情報技術者』

応用情報技術者試験は、情報処理の促進に関する法律第29条第1項の規定に基づき経済産業大臣が行う国家試験である情報処理技術者試験の一区分。対象者像は「高度 IT 人材となるために必要な応用的知識・技能をもち、高度IT 人材としての方向性を確立した者」。情報処理技術者試験制度のスキルレベル3に相当する。ウィキペディア　参照

情報処理技術者試験の第二段階に位置する、ITに関する応用知識・技能を問う国家試験です。

試験は、午前Ⅰと午後Ⅰと午後Ⅱの3部構成で行われ、午前Ⅰは20問、午後Ⅰは25問、午後Ⅱは午後Ⅰと午後Ⅱの2科目でそれぞれ25問ずつ、合計100問のマークシート方式で解答します。

午前Ⅰは、ITの基礎知識や数学、アルゴリズムなど、幅広い範囲から出題されます。午後Ⅰは、データベース、プログラミング、ネットワークなど、IT技術の応用知識・技能が問われます。午後Ⅱは、ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系の3つの分野から、いずれか2分野を選択して解答します。

応用情報技術者試験の合格率は、近年は約20%前後で推移しています。

応用情報技術者試験に合格することで、IT業界で高度な知識・技能を身につけたエンジニアとして活躍することができます。また、IT業界に限らず、幅広い業種・職種でIT知識・技能が求められるようになってきており、応用情報技術者試験は、ITに関する応用知識を身につけるための資格としても注目されています。

応用情報技術者試験の合格に必要な勉強時間は、情報処理の基礎知識がある方の場合、300時間程度といわれています。1日2～3時間の勉強時間を確保できた場合、約4～6か月で合格を目指すことができます。

応用情報技術者試験の合格には、ITに関する応用知識を身につけることが重要です。そのため、応用情報技術者試験の過去問や問題集などを活用して、効率的に勉強することが大切です。また、模擬試験や公開模試などを受験して、実力を確かめながら勉強を進めることも効果的です。

応用情報技術者試験は、IT業界で活躍するための重要な資格です。IT業界への就職・転職を目指している方や、ITに関する応用知識を身につけたい方にとって、応用情報技術者試験は、最適な資格と言えるでしょう。

応用情報技術者試験と基本情報技術者試験の違いは、以下のとおりです。

項目	応用情報技術者試験	基本情報技術者試験
レベル	レベル3	レベル2
対象者像	高度IT人材となるために必要な応用的知識・技能をもち、高度IT人材としての方向性を確立した者	IT業界で働くための基礎知識・技能を身につけた者
出題範囲	ITの基礎知識、数学、アルゴリズム、データベース、プログラミング、ネットワーク、ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系	ITの基礎知識、数学、アルゴリズム、データベース、プログラミング、ネットワーク
試験時間	午前Ⅰ：60分、午後Ⅰ：90分、午後Ⅱ：120分	午前Ⅰ：60分、午後Ⅰ：90分
合格率	近年は約20%前後	近年は約30%前後
合格に必要な勉強時間	情報処理の基礎知識がある方の場合、300時間程度	情報処理の基礎知識がほとんどない方の場合、200時間程度